11月11日に開催されたAKDOトーナメントに行って来ました。
AKDOの大会に出るのは今年で10回目。
もう10年以上もダーツをしているんですね。
初めてハードダーツの大会に出たのは同年のフィル・テイラーが来たTDOトーナメントの時で、AKDOは2度目のハードダーツトーナメントでした。
TDOの方は都合により2度ほど出られなかった事がありましたが、AKDOに関してはそれ以来毎年参加させていただいています。
その時(2003年)ツノケンさんとF-9ちゃんがステージ上で決勝戦をやっているのを、一緒に行った岩渕と見ながら「何年か後にこのステージで戦える選手を長野から出したいね」と話をしていたんです。
AKDOだけって事ではなく、ハードダーツの大会で決勝戦に出るくらいの選手が出てきて、それによって他県の人達にも長野が認めてもらいたいって気持ちで。
それから3年後に突然機会は訪れました。
2006年のAKDOのダブルスで清水浩明と組んで決勝戦の舞台に。
この時が清水浩明にとっては初のハード・ダーツ・トーナメントでした。
あの時のIMA-GINEの緑のポロシャツは、今でも多くの方に覚えていただいているのが嬉しいやら恥ずかしいやら、ともかく私と清水にとっては出世大会だったと思っています。
2007年も同じチームで参加しましたが、前年の準優勝から3位に後退し、翌年はBest 8が精一杯でした。
それとゆうのも私が練習をしていないから。
2006年の頃は清水が店に来て3時くらいまで二人で投げ、閉店後も一人で朝まで練習なんて生活を毎日していました。
それが2007年くらいからダーツ屋どっとこむの仕事も増えてきて、自分の練習する時間もままならない状況に。
ダーツが好きで店を始め、ネットショップも始めたのに、ダーツが投げられなくなる矛盾が発生したのですが致し方ありません。
2007年は清水はシングルスも3位でブロンズ・コレクターだなんて冷やかしましたね。
その清水ですがJDOの大会は2009年の埼玉大会を最後に、それ以降出ていないのではないかと思います。
JSFDとD-CROWNの試合にほぼ出ていたら、スケジュール的に難しいですからね。
今回のAKDOは特に予定もなかったのですが、毎週大会の状況ですから彼も久々の休みにする予定でした。
それが鍬取さんにとダブルスを組む約束をしていて出場する事に。
自分的にAKDOには想いがあるので、清水が出るだけでも非常に嬉しかったのは本音です。
それから3年振りのJDOの大会で彼の成長した姿を見て欲しかった気持ちも有りますし、JDOのランキング上位の選手と彼がどんな試合をしてくれるかも非常に楽しみでした。
彼は事前に「気楽に楽しんでやります」とメールをくれました。
ポイントも付かないですし当然ですが、私的には「AKDOはJDOのトップ選手は揃うし関東の強豪も出るから優勝する気で頑張って下さい」と返したんです。
さて、どうなりますか。
私は石川の田畑さんとのダブルスでエントリー。
最近田畑さん頑張っているので私も付いて行きたいなと思っていたのですが、非常に固かったですね。
凄く足を引っ張りました。
2回戦で兵庫の長谷川高志・西謙治チームに敗退。
田畑さんは入っていたんだけどね、私が固かった。
田畑さん本当にすみません。
その固い理由ですがダブルス後の練習中に原因らしきものは気づいたんですよ。
一番の理由は技術的な事。
その辺は別のエントリーで書こうと思います。
シングルスですがトーナメント表を見に行くと、一回戦が東田剛と書いてあり、それに勝つと高橋正人と書いてある。
えー、これって一回戦がJDOの議長で、二回戦がSDSの会長と戦うって事ですよね?
試合に呼ばれ行ってみるとやっぱりあの東田さん。
こうゆうシチュエーションがやり難いと思うのは私だけでしょうか?
なんとか勝つとやっぱり湘南の高橋会長。
やっぱりやり難いです。
なんとか勝ちホッとしながら柚留木美咲の試合を見ていると、私の名前がコールされます。
続いて呼ばれた名前は「ナカマタヨウイチ」と呼んだ気が...
最初の二人でお腹いっぱいで、その後のチェックを忘れていました。
はい、三回戦で終了です。
シングルスの最中も固かったです。
原因らしきものはわかっても、試合中にそれを意識して修正できるほど器用じゃありませんでした。
お疲れ様です。
その後は色々な人と会話をしながら、見たい試合を観戦。
清水浩明が呼ばれ続いて長谷川高志の名前が。
これは見に行くしか無いでしょ。
1レッグ目は長谷川選手が清水を意識したのか全く入らず、清水も流した雰囲気で取ると2レッグ目も途中までそんな雰囲気に。
しかし長谷川選手もスイッチが入ったのか140・100で追いつき153残り。
清水は130残りからT20・S20と入れますが、3本目はBULLに投げずにS10に。
こうゆう事をすると1本目が入れば3本入るんですよ。
長谷川選手T20・T19に入れて3本目がわずかに外に。
アウェーな雰囲気の上、逆にプレッシャーをかけられた40残りが入るわけもなく1-1に。
この展開はもう負けだと3レッグ前から見ている私は覚悟をしました。
先攻の長谷川選手が有利に試合を進めほぼ勝利を手中に収めながら、ダブルを5本外しワンチャンスが回ってきて拾って勝利。
本当に拾いましたね。
しかしこの試合で清水にもスイッチが入ったんでしょうね。
準々決勝と準決勝は、15ダーツ、15ダーツ、21ダーツ、15ダーツで勝利。
準決勝の15ダーツは相手はダブルを出して待っている状態の160をハイオフですから、そうとう気持ちものってきたと思います。
準決勝のもう一試合は、平賀正弘と平田誠二で勝った方が清水と決勝戦です。
平賀さんにはお世話になっているので普段なら応援をするところですが、今回は普段清水が試合をする機会の無い平田選手を応援。
平賀さんとの試合は年に2回くらいは見ている気がするんで、初対戦だと思える平田さんとの試合が見たいから。
本当に自分が見たいかどうかが基準です。
私の願望通り平田選手が勝って平田誠二と清水浩明による決勝戦に。
ちなみに平田選手は今年度は平賀さんとJDOランキング1位を争っていて、ここ3年ランキング上位に名を連ねる選手です。
一方清水もJSFDで2011年度ランキング1位、2012年度もランキング2位です。
こう書くと皆さんも見たくなるでしょ(笑)
決勝戦はどちらもあまり良くなかったかな。
1レッグ目の平田選手は気負い過ぎでしたね。
2・3レッグ目はお互いに五分五分の展開でしたが、平田選手がダブルが入らずで3-0で清水の勝利。
1日通して落ち着いたダーツをして、きちんと結果が出せたのは成長しているんだなと本当に思いましたね。
自分的には清水は今は長野に居るわけではありませんが、9年前に岩渕と話した夢をやっと果たせたのかなと思いました。
祝勝会をしてホテルに戻ったら清水からメールが。
「初めてAKDOに出た時のことを思い出します」と書いてありました。
2006年のダブルスの決勝戦で負けた後、二人で会場の一番後ろの入口付近でステージをぼんやり眺めながらシュウマイ弁当を食べたんですよね。
あの時の冷えた弁当は本当に冷たかった。
今彼はソフトダーツのプロ選手で賞金トーナメントを主戦場にしていますし、PDCやWDFで戦う事を目標にポイントを追いかけたりしています。
やっぱりお金は凄く大事ですし、有名になる事により彼の働く店にお客さんも来てくれていて生活が出来ています。
でも、ダーツを始めた頃の楽しかった事や悔しかった事を忘れるような選手にはなって欲しくないなとは思っていました。
そんな彼が私と毎日ダーツをしていた頃の彼と変わっていなかった事が、私の中では優勝よりも嬉しかったですね。
色々なブログが見られます。下記をクリックしてどうぞ。
人気blogランキング
<私が運営しているお店です>
・CD,DVD,レコード 売るのも買うのも
中古CDショップ ほんやらどお
・ダーツ用品のネットショップ
ダーツ屋どっとこむ
・松本市にあるDarts Bar
Restauran,bar&darts IMA-GINE