日曜日にMAX INVITATIONAL 2010の応援観戦してきました。
前日に優勝予想をBlogに書こうかと思ったんですが、全くのハズレでした。
うちの選手3人を除いての予想ですが、優勝すると思った選手はロビンも抜けなかった。
まあ、わからないから面白いんですが。
松本恵選手、岩永美保選手が欠場。
今となっては結果的にこれが良かったとも私は思えますが、当初は大きな問題でしたね。
D-CROWNプロとPERFECTプロが対戦する機会はなかなか無い。
見る側も意識すると思いますが、選手も意識すると思うんですよ。
PERFECTプロ達もランキング1・2位が居ない事がプレッシャーになった人も居ると思います。
そこで「自分がやらなきゃ」と自覚が出て結果を出す選手も出てくるかなと、そんな期待も持っていました。
小峯尚子選手に関してもプレッシャーは凄く有ったと思います。
前週にMJ Tournamentで松本恵選手に勝って優勝していますから、お客さんからは勝って当たり前みたいな見方をされますし。
調子もあまり良さそうでは無かったですし、プレッシャーに勝てるかどうかだと思っていました。
結果はご存じの方ばかりでしょうが、先ずは結果を。
優勝:小峯尚子
準優勝:檜山亜紗子
3位:中澤あさ美、浅野ゆかり
選手をスポンサードしている立場からだと、3人のうちの誰かが優勝してくれれば良いわけです。
ただ、大会もスポンサードしている立場だと、それ以上に凄い試合をして
来年のMAXに出たいと思う女子選手を増やして欲しいなと思っていました。
結果的には、どちらも私にとっては良かったと思える結果でした。
昨年のMAXと比べてレベルが非常に上がっていました。
調子が上がらないまま終わってしまった選手も居ましたが、試合のレベルは非常に上がっていましたね。
女子選手の試合もようやく、見て楽しめるところまで来たと思えました。
目についた選手について感想を。
<中澤あさ美>
今大会のMVPは彼女ですね。
本当に凄かった。
小峯尚子との準決勝は小峯選手が100点以上差をつけるほど点を取ってきたのですが、
それを7や6マークでちゃんと返す。
オーバーまでは届かないんですが、1マーク差まではしっかりと。
最終的に600点以上取る手に汗握るクリケットでした。
GlamourGateを3位で抜けてきた選手で、その時に初めて見た選手ですが、
あのメンバーの中を勝ち上がってきたんだから本当に凄いです。
全国の無名な選手に希望を与えたと思います。
これからの健闘を期待したいですね。
<檜山亜紗子>
準決勝までの安定感は素晴らしかった。
PERFECTランキング3位って自覚と、久々に優勝して自信も有ったんじゃないですかね?
本当に素晴らしく強かった。
準決勝の浅野ゆかり戦は安定感では亜紗子選手ですが、小峯尚子が中澤選手に勝ち決勝で待っている状況で、
大会のストーリーはburn.のリヴェンジって流れになるような気がしたんですよ。
でも、ゆかり選手を力でねじ伏せコレクション対決に。
そう、小峯尚子も昔コレクションで働いていたそうです。
対戦する人同士の、思いや意識があった方が見ている方は面白いんですよね。
決勝戦の内容に関しては後述しますが、2011年のPERFECTは彼女が引っ張らないと駄目だと思うんですよ。
TRiNiDADの3人が大会を引っ張って4年。
正直なところマンネリですよね。
ランキング3位でしたが、チャンピオン争いには絡まないままの3位。
業界全体を照らせる選手になって欲しいですね。
<小峯尚子>
やっぱり凄かった。
私が言うのもなんですが。
前日彼女が投げている「酒舞」に初めて行きました。
調子はあまり良いって感じはなかったんですが、彼女が
「明日は9Dartsトライはしない」と言ったんです。
本音は「そんな小峯尚子は魅力ないよ」と言いたかったんですが、
勝たなくてはならないプレッシャーと戦っているのは彼女です。
そんな事は理解した上で勝たなくてはならないと思っていたんでしょう。
MAXのルールはダブルイン(ブルイン無し)、ダブルアウト(ブルアウト有り)です。
D20-T20-T20、T20-T20-T20、T20-T17-BULLの9本でフィニッシュ出来るんです。
1本目はD20かD17でないと、9Dartsは無いんです。
彼女はインのダブルは16を投げていました。
決勝トーナメントに入ってから、練習の2スローの間に2本ほどD20を投げたんですよ。
D16がほとんど1穴外しの状況でシビレが切れたのかなとも思いました。
しかしゲームではD16を投げ続けました。
そして迎えた檜山亜紗子との決勝戦。
コレクションで2人が働いていた当時、亜紗子選手はその頃から注目を集めていて、
結果でも実力でも人気でも、亜紗子選手の方が上だったんじゃないかと思います。
今の力を見せつけたい小峯尚子と、負けられない檜山亜紗子そんな対決になると思いました。
先行は小峯尚子。
1本目がD20に。
2本目を投げる前からT20に2本入るシーンが想像できました。
そしてその通りに。
この時点で99%小峯尚子が勝ったと思いました。
他のゲームでもトライしていたならともかく、突然この試合でやられしかも決められたら。
日本の女子選手にそれを返せる力は無いでしょう。(小峯尚子がやられたとしても)
男子選手だって返せない選手の方が多いと思います。
結果はワンサイドの展開でストレート勝ち。
この9Dartsトライ。
彼女はBlogで「決勝戦までとっておいた」と書いていますが、
亜紗子選手に対する意識の部分が大きかったんじゃないかと私は思います。
なかなか対戦する機会は無いでしょうし、見せ付けるには最高の場面ですから。
スポーツは人間ドラマとして見た方が楽しいので、
本当のところはともかく私の中ではそのようにしておきます(笑)
でもあの場面であれが決められるのは、
彼女が日本で一番大会に出て、
日本で一番優勝した事に対する自信でしょう。
30大会以上出ていると思います。
本当に2010年度の彼女は凄かった。
それ以外にも多くの選手が見せてくれました。
對馬裕佳子選手も優勝するかもと思う程素晴らしいダーツを打っていました。
竹下舞子選手も強かったですね。
某社の社長は「今年のPERFECTは竹下舞子が中心に居る」と言う程。
これにて、2010年度の大会は終了。
来週からD-CROWNが開幕し、来月にはPERFECTも。
さて、今年度はどんな人間ドラマが生まれるか?
楽しみにしたいと思います。
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