数カ月ぶりにD-CROWNの観戦の為に岐阜まで行ってきました。
26日の金曜日は徹夜をして、27日の始発のしなの号で。
基本的に高速バスは嫌いで電車に乗る私ですが、それ以上にしなのは大嫌い。
電車の構造が振り子式車両と言って非常に揺れる電車で、乗り物酔いするんですよね。
そんなわけで高速バスなんですが予約を忘れていて、前日電話をすると満席。
仕方なく朝松本駅まで行きしなのの指定席の予約をしようとすると満席。
自由席にと思いホームに行くと行列が始まっていました。
しなの号の始発は長野。
入ってきた電車は...ほぼ満席。
中に入り席は空いているかと奥まで行くともう出られない。
通路に立つ事に。
徹夜明けでつり革もない電車の中で立つわけです。
通勤電車なら立って寝る事も可能ですが、つり革もなく乗り物酔いするほど揺れる電車で寝られるはずがない。
地獄の2時間でした。
名古屋から名鉄に乗り会場のある駅まで。
会場に着いたのは10時半くらい。
丁度小峯尚子がダブルスの試合をしているところ。
慌てて見に行くと2スローしたくらいで負けていました。
あらら。
男子の方はシングルスから。
清水浩明を探しに行くと丁度重にいと試合が始まったところ。
勝利をし話を聴くと
「うちのロビン凄いですよ」と
そう言えばアニーが審判やっていたなあ。
と思いながらメンバーを聞くと本当に凄かった。
アニー、HAL、ノリニティー、ガリクソン、重にい、そして清水の6人。
普段なら全員ロビン抜けは確実で、上位に名を連ねる人ばかり。
これは過去最高のロビンじゃないですかね?
ランキング1位と3位がいて、その他も全員上位者。
これは厄介ですが、それだけではない。
D-CROWNのロビンは、6人ロビンで4人と試合をします。
通常はロビンから上位者1・2名が予選通過をしますが、D-CROWNは違うんですよ。
全選手の結果から、勝敗、レッグの得失、スタッツを元にしたレベル。
この順番で全員の順位付けを行います。
ですので、例えば全員が2勝2敗だと誰もロビンを抜けない可能性も。
その日は91人参加なのでロビン通過は32人。
3勝1敗でレッグの得失で決まる感じですね。
結果は清水、アニー、ガリクソン、HALが3勝1敗でしたが、決勝トーナメントに進出したのは清水とアニーの二人。
3勝1敗でレッグの得失が+3までがボーダーだったようです。
HALは初めて?の予選敗退でした。
久々に清水のソフトの試合を見ましたが、広島で勝った事が自信になったんでしょうね。
以前と同じ戦略やアレンジだったりするんですが、決まるし相手へのプレッシャーも強いんですよね。
決勝トーナメントは竹内淳、高松俊太郎、座間達哉の順で対戦。
高松選手との最後のクリケットの打ち合いは凄かったですし、座間選手に最後プレッシャーをかけた場面は手に汗握りました。
今日本で一番クリケットの試合面白いのは清水じゃないかと思います。
面白い攻め方しますよ。
ただ、私は大体次何処に投げるかわかるんですよね。
そう、レーティング14くらいの頃からやっていたんですよ。
当時はそれを決める実力も経験も無かったんですが、それを決めて相手にプレッシャーをかけるだけの実力と実績が付いてきたんでしょうね。
是非彼のクリケットは動画でも生でもいいので多くの人に見て欲しいですね。
面白いですよ。
そして、仲間とその攻め、その1本がどんな意味があるのか話し合って欲しいです。
クリケットは点の取り合いではないんですよね。
相手の嫌がる事をするゲームなんです。
「嫌」って事は物理的に嫌な場合(点数が届かない等)も有るし、精神的に嫌な場合もある。
そして、自分が気持ち良くダーツをしている事を見せる事も相手には嫌でしょうね。
彼は自分にもプレッシャーかけて楽しんでいるんですよ。
クリケットの最後の場面なんか絶対にそうなんですよね。
BULL3マーク分負けていて他に1クローズ分だと、普通はBULL入れてからクローズを狙いますが、
彼は1本目をクローズから行くんですよね。
後で話を聞くと「あそこで決めなかったら、点数超えてもどうせ負けるんで自分が投げやすいように~」
まあそんな奴なんですが、以前は決まる時も有るんですが決まらない事が多かった。
最近はそこがちゃんと決まる。
座間選手との試合もクローズして、アウターに入れて、最後はちゃんとインナー。
次に対戦する時にも効くと思うんですよねこうゆうの。
本当に見ている分には楽しめます。
真似をしてくださいとは言いませんが、自分のレベルでどうやったら相手にプレッシャーをかけられるか、
考えるきっかけにもなると思いますよ。
準決勝は予選でも対戦したアニーと。
数字だけ見ると二人とも酷い試合でした。
予選も数字だけ見ると物足りない。
さらに、広島の勝った時の試合も数字的に物足りない。
映像だけ見ると物足りないんですが、生で見ているとお互いに意識して、硬くなって、普段の雰囲気じゃなくなっている。
お互いに相手のプレッシャーに負けそうな試合をしているんですよね。
アニーにプレッシャーを与えるだけの存在になったのか?
体格的なプレッシャーなのか(笑)?
先程までの痺れるような試合と異なり、お互いにヒリヒリするような試合。
最後は自分が自信が有る事ではなく、相手の様子を見て選んだチョイスがミスだったかな。
いや、その前にミドルで負けたのが駄目なんだけど。
緑熊さんが意識してくれているうちに、もう一回苦手意識を与えたいなあ。
あ、今日はアニーに2敗。
いや、その後ダブルスでも負けたんだよね。
3敗だ!
私椅子に座って寝ていましたが。
すみません。
小峯尚子の方はロビンはあまり見ていませんでした。
だって、ロビンは普通に勝っちゃうと思ったんです。
アハハ、ゴメンなさい。
決勝トーナメントの希望は小峯尚子と西口さゆりが1位と2位でロビンを抜け、決勝戦で対戦。
小峯尚子が優勝すれば年間チャンピオン決まり。
西口さゆり選手が勝てば年間チャンピオンは最終戦まで持ち越し。
なんてのを夢見ていたんですが、安田久美選手が1位抜けで2位と3位になってしまい、同じ山なので決勝戦での対戦は無い状況に。
さらに西口選手が1回戦で谷川選手に負けてしまい、そこで年間チャンピオン決定。
まあ、現実とはこんなもんです。
小峯選手も準決勝で負けました。
相手は何故マチコなのか知りませんが山本愛美選手。
本人は4レッグ目を悔しがっていましたが、試合のポイントは3レッグ目だと私は思いました。
彼女の場合は清水と逆ですね。
最近色々な事をし過ぎている感じがします。
身に付く前にやっているかなって。
彼女の一番の魅力は「相手より入れてくればいいんでしょ」と当たり前に言える強さ。
相手が5カウントしたら7カウント、7カウントされたら9カウントして、
「私より入れられる?」ってどや顔して帰ってくればそれでいいと思うんですよ。
そしたら相手は折れてくれますよ。
ただ、さらに一皮向ける為の壁だと思えば、今の試行錯誤は大事なのか。
フォークボールが来るとわかっていて、バッターが打てるわけ無いだろって顔しながら三振するような場面。
そんな事が出来る選手だと思うんですよね。
野茂みたいなダーツプレイヤーになって欲しいなと。
色々な意味でね。
ええ、見ている方は勝手な事言います。
最後負けた試合ですが、立ち位置を変えて3 in the Blackを出します。
そんな女子選手はじめて見ました。
昔松元大奉選手が決勝戦で3 in the Blackを2連続で出した事がありましたが、その事を思い出すくらい凄かった。
年間チャンピオンは決まりましたが、最終戦優勝して締めくくりましょう!
今回2ヶ月半振りにD-CROWNを見に来ました。
色々と進化していましたね。
予選順位が刻々とわかるモニターはいいですね。
選手にも観客にもわかりやすくなっていると思います。
それより驚いたのはレベルの上り方。
男子も女子もトップクラスに続く選手達の、レベルの高さと層の厚さに驚きましたね。
想像以上にレベルが上っています。
アニーが抜けているのは別として、トップ選手のレベルはD-CROWNもPERFECTも同じだと思うんですよ。
違うのはトップとそれに続くクラスの選手層。
レベルに違いは有りませんが、層の厚さがD-CROWNの方が厚さが増した印象です。
まあ、これは両方の最終戦を見たら考えが変わるかもしれませんが。
その一番の要因は「試合数」これ以外に有りませんね。
選手からは「多い」と不満の多いD-CROWNですが、これだけやっていればレベル上りますよ。
男子では手前味噌ながら清水浩明がその象徴かな。
女子では2勝している山本愛美。
二人とも凄く成長しました。
開幕戦の岐阜で山本愛美を初めて見て本当に驚きました。
清水に「あのDMCのユニフォーム着ている素人みたいな子は誰?」と質問した程。
それが最終的に優勝をする選手になるとは思いませんでした。
清水も山本選手も毎日コツコツ練習し、レベルの高いプロのトーナメントに生活費を切り詰めながら参加し、
高いレベルでもまれた結果がこうなったんだと思います。
トッキーに「試合数が多い事がレベルアップの結果に繋がったと思いますよ」と言ったら、
「初めて肯定的な意見を聴きました」と言われました。
みんな多いのは良くないと思っているんですかね?
来年D-CROWNもPERFECTも試合数が増えます。
D-CROWNが26(30と聞いていたんですが)、PERFECTが16。
私は増えるの大歓迎。
いや、もっと増えてもいいと思います。
ほぼ全戦参加の選手なんて少ないですし、D-CROWNは全戦参加しなくてもいい状況になっていると思います。
元々全戦に参加していない選手には、自分の住んでいる所から行ける範囲の試合が増えて良いんじゃないでしょうかね。
一般のプロでも6戦くらいは出て欲しいですし、チャンピオン狙う選手で20弱くらい出れば十分じゃないかと思います。
本当は年間60戦くらいあって、G-1、G-2、G-3位まで賞金とポイントに差をつけるとか、
全国ツアーの中央トーナメントと、地域選手限定の地方トーナメントに分けたりとか。
北海道でやっているD-Tourみたいなのをプロとして各地で出来ればと思うんですが。
色々な方法は有ると思うんですよね。
新たな選手・地方の選手でも活躍できる環境になって欲しいなと。
本当は翌日のチームバトルの事も書きたかったんですが割愛で。
昨日参加のメンバーは全員プロを目指すようですね。
非常に楽しみです。
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