2つ前のエントリーにちらっと触れた事の続き。
JackPotの大会中にJonnyと話していたら、そこにZIOこと本庄富士雄選手が。
彼とは4年くらい前から知り合いですが、当時から凄く入れるのに大きな大会になると優勝出来ないんですよ。
実力的にはいつ優勝してもおかしくない選手だと思っていたんですが。
それが今年はD-Crownに全戦参加して、シングルスの優勝こそ無いものの、第5戦終了時でランキング4位と頭角を現して来ました。
彼が今年全戦参加する事にしたのは、Jonnyの助言が有った為とか。
昨年までは近場の大会を中心に出ていましたが、プロとしてやっていく事に対して迷っていたんでしょうね。
まわりの環境なども含めて。
そんな時にJonnyがアドバイスしたのではないかと思います。
内容としては、
・ダーツ選手としてやっていくんだったら、大会に全て出て1年間結果を残さないと駄目
・1度くらい勝っても本当の実力じゃない
・スポンサーが付いてお金を出してもらえるようになるのは、それからの話
彼はそのJonnyの話を聞き、一生懸命考え、働いているお店や環境等も整え、
今年こうして全て参加し、年間通しての結果を出す事を目標に頑張っています。
人間目標を持って腹をくくった選手は強くなりますね。
多分ですが、普段のゲームの数字は昨年と大きくは変わらないと思うんですよ。
それが、今年は勝てるんですよ。
本当に腹をくくってその為に努力しているからだと思います。
ダーツバーで働いているので、多少は補助が出ているとは思いますが、
現状では大会に参加する為の費用の8割以上は給料から自腹だそうです。
まだ、4ヶ月しか経っていませんが、結果を出し始めた事でCosmo Dartsから契約の話が有ったそうです。
こうでなくてはと思います。
そんな話の流れでJonnyが、
「勝ってもいないのに、ユニフォームにベタベタとスポンサーだけ付けて。
ハングリー精神も無いからそれじゃあ勝てない。」
と言っていました。
確かになあと思います。
我々スポンサー側も少し考えなくてはと思いますね。
これからの選手のハングリー精神や、腹をくくる程の想いを無くしては駄目ですね。
ただ、勝った人だけがスポンサーが付くんだとしたら、選手はやっぱり育たない。
やはり長野県の人間ですし、そこは地元で頑張っている人は応援していかなくては駄目でしょう。
プロのプレイヤーとして、大会にチャレンジしている人を応援して行きたいと思います。
ただ、現状長野県の人間で私より大会に出ている人居ないんですよね。
D-CrownもPerfectも全戦参加しなさいとは言いませんが、距離的に行ける範囲は全て行くくらいの気持ちが無いと。
プロではないですがIMA-GINEに毎日来て、一生懸命練習しているお客さんも居ます。
その方と何が違うのか?
アマチュアの一般のお客さんと同じレベルでダーツをしていたら、プロとしては頑張っているとは言えないかと。
上手いか下手かの違いで、私から見たら全く同じでしか無い。
今回清水浩明のパートナーとして、18で投げている小松君が来ていたので、
清水と言ったのですが、やっぱりもっともっとプロの大会に出なくては。
勝負を挑む事で慣れる事も有れば、気づく事もある。
自分を追い込まなかったら、本当の力なんて出てこないと思います。
ダーツで生活したい、プロとして本気で頑張りたい、
そう私に言う人は何人も居るんですが、残念ながら現状だと本気なのか疑ってしまう状況です。
本当に頑張っている人がいたら、勝てる勝てないはともかく応援したいと思っています。
逆に言えば、現在の契約選手でも努力が見えないんだったら、少し契約自体を見直す必要も有るかもしれません。
Jonnyに言われた事で私も少し反省しています。
ついでなので、ダーツ関連会社の立場でお金の話。
大会に行くと色々な企業さんとお話をするんですが、かなりの割合で話題になるのが
「選手にお金が流れ過ぎる」
これどう思います?
意外と思うか、なるほどと思うか。
「じゃあ、契約やめればいいでしょ」って意見はごもっとも。
でも本当に多くの企業が思っている事なんです。
一応選手への契約金は、広告宣伝費として計上するわけです。
業種にもよりますが、一般的に広告費は売上の7~8%以内と言われています。
純粋に選手のスポンサード料を広告とみなして計算すると、
1万円をスポンサード料として選手に払った場合、広告費を7%以内に抑えようとすると、
毎月約143,000円売上が上がらなくては駄目なんです。
20万を毎月もらう選手は、286万円以上売上が上がらないと駄目なんです。
もちろんその選手のおかげで認知度が上がったり、信頼度が増したりしますのでそう単純ではありませんが、
企業の経費としてみた場合はこれが現実。
そうすると最初の話に戻るわけです。
ただし、プロスポーツってそれだけだと完全に成り立たない。
やはり谷町は必要なんですよね。
勝とうが負けようが面倒を見る気持ちで、多くの企業さんは選手と契約していると思うんですよ。
だからこの辺が非常に難しい。
お互いに信頼関係が一番大事って話になるんですよね。
話はそれますが、某有名選手が○○を辞めたって話が有ったりすると、一番多いのはここの信頼関係でしょうね。
メインの谷町だと思っていたのに、別の企業とも同じような契約をしてきて、社長が切れちゃうパターン。
契約上は微妙に問題無いんでしょうが、「今まで世話してやっただろ!」となるわけです。
まあ、誰の話かはわかると思いますが、私が聴いた話はこんな感じ。
あ、話が脱線しまくりです。
ここまで書く間に、タイトルを3回変えました。
うちの場合は現状もこれからも、本当に自分が応援したいと思える選手のみで。
好きな選手でも、他のスポンサーが多い方も契約はないかな。
まあ、その上でお金がからみますので、縁が有ればでしょうね。
だから、選手の試合は本当に全部見たい。
一喜一憂しながら応援したいわけです。
流石に全部は行けませんし。
昨日も清水が負けた試合は、ナオポーニの準決勝で見られずだったんですよ。
私が見ていれば!なんて事は有りませんが、ごめんなさいです。
もし、清水がPDJを優勝してイギリスに行く事になったら、行くつもりでいます。(ただ、クリスマスなだけに...)
あそこでサキさんみたいに踊りたいです。
今年長澤くみこさんがJDOの代表で海外に行った時には本当に一緒に行きたかった。(行けなくてごめんなさい)
ナオポーニが海外に行くと言ったら本気で考えますね。
見たいですもん。
本当に。
駄目だ、自分の気持が海外に向かっている。(笑)
私をイングランドに連れてって~、ですよね。
今年、Jonnyや竹内淳他数名の選手が海外の大会にチャレンジする話があるんですが、一緒に応援に行こうと誘ってくれる方が居るんですよ。
行きたいなと思いつつ、スケジュールの関係でどうなるか。
生でPDCの大会見たいですしね。
あ、お金の話でもう一つ。
プロの皆さんは確定申告しているんですかね?
マネージャーいたりする人はしているんでしょうが。
確認してないのであれですが、賞金もらったり、スポンサード料もらったりしていたら、
大会の出場費、交通費、ホテル代は経費になるんじゃないですかね?
その上で赤字だったら、本職の給料の源泉徴収で収めた税金が戻らないのかな?
収入が多い人は青色申告して税金収めないと、脱税になっちゃいますよ。
たぶん。
もちろんダーツでの収入が多少でも無いと、還付も納税も関係ないんでしょうが。
これ、詳しい人居たら教えて下さい。
大会で勝つ為の話が、青色申告の話になりました。
脱線しまくりです。
流石だ。
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