昨年末からデフレスパイラルの話題を見る事が非常に多くなりましたね。
ちょっとWikipediaで調べてみました。
■
デフレスパイラル経済全体で、供給過多、需要不足が起こって、物価が低下する。
商品価格が低下すると、生産者の利益が減り、利益が減った分だけ従業員の賃金が低下する。
また企業の利益が減ると雇用を保持する余力が低下するので失業者が増える。
従業員と家族は減った賃金で生活をやりくりしようとするため、あまり商品を買えなくなる(購買力の低下)。
その結果商品は売れなくなり、生産者は商品価格を引き下げなければならなくなる。 物価が下がっても、名目金利は0%以下に下がらず、実質金利が高止まりし、実質的な債務負担が増す。
債務負担を減らすために借金返済を優先する企業個人が増え、設備投資や住宅投資が縮小される。
投資の縮小は総需要の減少へつながり物価の低下をもたらす。
こう見ると悪い事だらけで八方塞がりですよね。
収入が減ったら安い物を買いたくなる気持ちは当然の事。
でもそれが自分の首を締める事になる。
企業の側も売上が落ちてきて在庫が増えてきたから、値下げや安売りに走る。
売れても利益は思ったようには増えない。
本当にいい事無い。
松本駅前にも20時まで生ビール100円の居酒屋が登場しました。
それをしているのが松本最大手の飲食店経営会社。
外部資本が入ってきた時に、地元を代表する飲食店として戦わなくてはならない立場なのに、
背に腹は変えられないのか、まわりが困る事をする。
近所の店はそれに仕方なく追随しています。
その大手の経営状態が悪いだけなのに、まわりの健全経営の店まで悪い方に巻き込まれてしまう。
良くないですね。
自動車業界も最王手のメーカーがバッテリー等の処理や交換の費用に関して不透明な車を、大安売りをしていますね。
大人気みたいですが嬉しい悲鳴ではないようで、大幅赤字ですよね。
他社の車を食うつもりが、自社の車の潜在顧客を食ってしまう。
他の車が全く売れない。
標的にされた他社も赤字ながら見込内の数字だったようで、損をしたのは自分の所だった様子。
こうなると物を売る側は「安売りは良くない」を意識しないと駄目でしょうし、
買う側も捨て身の安売りの商品は買わない意識を持つ必要も有るのではないかと思います。
もちろん儲かる価格で、安くて良い品を開発して販売する事は非常に大事な事ですが。
「すき家」の牛丼値下げに対して、「吉野家」は値下げをしない判断は非常に正しいと思います。
個人的にも「すき家」よりも「吉野家」の牛丼の方が好きなので、両店舗有る場合は「吉野家」に入るでしょう。
ダーツ業界に目をうつしても、デフレはひどい状況ですね。
ダーツバーは東京横浜では古くからの形態のお店はやめている所が多いんですよね。
一番の原因は時代の波に乗れなかったんでしょう。
ネットカフェやゲームセンターでのダーツの普及を原因に挙げる人もいますね。
私の考えは、否ですね。
もちろん低料金でダーツを遊ぶ事が出来る店が増えた事は確かです。
その上でどうするかです。
あくまでも、ネットカフェはネットカフェで、ダーツバーではない。
もちろんその逆も。
ネットカフェで投げている人が求めている物は価格だけではない。
でも価格だけだと思ってしまう事が間違い。
商売の形態が違うんだから、違う魅力を見せて頑張るしかない。
それなのに、ゲーム料金の設定を見直したり、ドリンクの価格を下げたり。
だいたい最後は「オールタイム・ハッピーアワー」なんてやっている。
そりゃあつぶれますよ。
まあダーツバーと言っても色々有るんですよね。
松本市内の店でも4タイプ位有るんじゃないかなあ。
僕のイメージではノース・グローブがやっているのが、一番オーソドックスなダーツバーだと思います。
IMA-GINEで目指しているのは、松本の他店舗と競合しない方向を目指しているんですけど、なかなか上手くいきませんね。
一番隙間の所を狙っているんですが。
マンパワーが足りない。
なんとかせねば。
個人的に、ネットカフェやゲームセンターでダーツが出来るのは大歓迎。
昔からディーラーに近い立場に居るから、投げ放題の店やゲームセンター等の設定の安い店の事を
嫌っているように思われていますが、そんな事は無いんですよね。
ただ、「大会には出られませんよ。別けて考えましょう。」と言っていただけ。
IMA-GINEの横に投げ放題の店が出来たらどうするか?(駐車場入り口になりましたが)
それを踏まえて商売をしているつもり。
もちろん大丈夫。
いや、本当はその方が有り難い。
先日3人で東京に行った時に、ダーツショップを何件か見てきました。
店長には課題を与えたんですよね。
「HiveやI&Kといったチェーン展開のお店が松本に出来たらどうするか? さらに展開させない為にどうするか?」
もちろん簡単には答えは出ませんが。
「仲良くなって出店しないようにお願いする」ってのは手だなあ。(笑)
昔ほんやらどおで前のオーナーが居る時に、
「ディスク・ユニオンやレコファンが松本に出来ても大丈夫なように。それ以前に進出出来ない様にする意識。」
と言われてお店をやっていたんですよね。
地方だから情報も物も少ないんだけど、それでも負けないようにって。
それで今回はダーツショップのみ見て回ったんですが、非常に勉強になりました。
いやー、入っている店は平日の昼間でもお客さんは沢山居るんですね。
驚きました。
店長にも刺激になったようで、今まで以上に頑張ってくれています。
少しずつでもお客様に喜んでもらえるように変えらればと思います。
デフレスパイラルの話から少しそれましたが、ネットショップもその傾向が出ていますね。
セールをしている店もちらほら有りますが、あまり芳しい噂を聞かない。
う~ん大丈夫なんでしょうか。
メーカー系のお店でタイムセールをする所。
大量仕入れをして処分セールをする所。
自爆テロ的に闇雲にセールをする所。
パターン的にはこんなところか。
どれも苦し紛れに見えるのは私だけ?
当初は対抗しようかなとも思ったんですが、経営が苦しくなる上にデフレスパイラルに入る必要もない。
メーカー系でもないし、大量に仕入れる力も無い。
ましてや自爆テロをする必要は全く無い。
自分の所でしか出来ない事を見つけて、お客様にサービスをしていこうと。
長く続ける事も商売をする者の大事な使命ですしね。
ただ、地方に居るハンデは最近非常に感じますね。
情報が少ない。
昔とは違うネットワークを作っていかなくては駄目なんでしょうね。
と言っても東京進出なんて事は考えても出来ません。
広尾でダーツバーをやってみたらどうかなあと、最近ちょっと夢見ていますが。
まあ夢で終わるでしょうね。
ドレスコードの有るダーツバーとか、
完全個室のみのダーツバーとか、
ちゃんとウェイティングバーの有る店とか。
主婦向けにランチとセットで昼間だけ営業も。
六本木か赤坂にもう有るのかな?
銀座BENOAも刺激的では有りましたね。
また話がそれました。
デフレスパイラルをとめるには、消費者にも意識をしてもらわないと駄目でしょうし、
生産・販売の側も、今まで以上に価値ある商品、価値あるサービスに努めて行く必要は有りますね。
バブル崩壊の時は円安で、輸出が好調でなんとか経済は成り立ちましたが、
今回ばかりは出口が見えない。
ちゃんとお金を使うって事が大事なんだと個人的には思っています。
書き始めた時何を書きたかったんでしょう、私?
色々なブログが見られます。
下記をクリックしてどうぞ。
人気blogランキング色々なブログが見られます。下記をクリックしてどうぞ。
人気blogランキング
<私が運営しているお店です>
・CD,DVD,レコード 売るのも買うのも
中古CDショップ ほんやらどお
・ダーツ用品のネットショップ
ダーツ屋どっとこむ
・松本市にあるDarts Bar
Restauran,bar&darts IMA-GINE