
復活ライヴのチケットが取れたからって、嬉しくて毎日聴いているわけではありません。
昨日忌野清志郎関連のCDが10枚ちょっと入りました。
ただ、カヴァーズ以降のアルバムが凄くキズが多かったんです。
音が飛ぶ物も何枚か有り2日間ずっと彼の声を聞いていました。
ベストが5種類くらいあったのですが、「明日無き世界」を1日で3回も聴く事に。
このアルバムは88年発売のアルバムで、当時おこったチェルノブイリ原子力発電所の事故の影響をもろに受けています。
親会社の東芝が原発会社の為、東芝EMIからは発売されず、Kittyから発売。
EMIから発売中止を告げる広告が三大新聞に出されました。
「素晴らしすぎて発売できません」
それ以降の社会現象は30代以上の方でしたらご存知かと思います。
ロックで時代が変わると思われていた70年代の熱が急に蘇ったかのような騒ぎでした。
ただ、それは本人達の意図しない方向へも。
音楽を純粋にやりたいメンバーと、音楽で伝えたい清志郎。
このアルバムがRCサクセションの解散の引き金だったように思います。
あの頃より世界の状況は確かに悪くなっていると思います。
バブル絶頂の生活する事が困難ではない時代と、現在のように生活する事に一生懸命な人が増えた社会状況とでは、世の中を見渡す余裕が日本人から消えてきているのかもしれません。
そんな事をちょっと思いました。
アルバムタイトルの通り全てカヴァー曲。
歌詞は日本語の詞をメンバーが付けています。
個人的に今でも好きなのはシャンソンの名曲「サン・トワ・マ・ミー」。
このアルバムの中では唯一普通の歌詞です。
このアルバムを聞いて熱い物がこみ上げてくるわけでもなく、なんとなく気恥ずかしい感じがするのは、本当は良くない事だとわかっているんですが。
あの頃一緒に反原発署名を集めていた高校生達は何をしているんだろう?
ロック大好きな若者には必聴の名盤です。
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時間が無いのに駄目だー。