日本に帰ってきてのまとめの文章です。
今回は世界(イギリス)との差はどのくらい縮まったのか?
正直言いますと男子に関しては広がったんじゃないかと思うくらい衝撃でした。
私がダーツを始めた8年くらい前、CSでPDCの放送を見ていて、その頃のトップがアベレージ80点台後半。
フィル・テイラーだけ抜けていて90点台半ば。
その頃の日本のレベルってわかりませんが、アベレージで75点くらいですかね?
もっと有ったのか無いのか?
現在フィル・テイラーは日によっては110点を超えるアベレージ。
100点を超える選手も数名。
PDCのBEST16の試合を見ても90点台を超える試合が非常に多い。
でも、それはPDCのトップが凄いだけだと思っていました。
ここ数年賞金額の差が開き、トップ選手がBDOからPDCに流れているのもそう感じさせる要因でした。
反面BDOだったら日本人のトップ選手ならそこそこ勝てるんじゃないかと甘い期待をしていたのも事実です。
それが世界各国からの選抜選手、BDOのランキング選手の集まる大会は、やっぱり凄かった。
普通にアベレージで80点台を多くの選手が打っているんですよ。
日本から行った4人の選手もいい勝負をしていたんですが、他の選手もそれくらいは普通に打つんですよ。
日本のトップクラスの選手と同じレベルの選手が世界にはどの位居るのか?
ステージ上でなくても、平場でお互いが普通に80点台前後の戦いをプレッシャーを掛け合いながらしている。
レベルにも驚きましたが、選手層の厚さにも驚かされました。
特に、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドから形成される、
United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland いわゆるイギリスとオランダの選手の強さったら。
BEST16にはその両国の選手しか残りませんでした。
今回行った4人がこのような、激しい戦いをする機会が日本で有るのかと行ったら、非常に少ない状況でしょうね。
どっちが勝つかわからないような激しい削り合いの試合。
全く無いとも思いませんが、それを経験する機会が少ないでしょう。
JSFDやPDJの予選で「いやー、お互い入れて凄いいい試合だった。何とかワンチャンス決められたよ!」
とやっていて思うような試合が、普通にずーっと続く状態です。
息を抜く試合なんて有りません。
色々考えたのですが、「日本代表」を目標にしているから、世界の状況が全く見えていない。
そうすると取り組み方の意識やレベルも違ってしまうのかなと。
谷内太郎、竹内淳、橋本守容といった世界のダーツのレベルを見て、
日本代表は目的の為の通過点と思ってその為の努力をしているから、
他の選手とは自ずと差が出てきてしまうんじゃないかな?
PDCを経験して世界を見たからこそ、今年の村松治樹の強さも有るんじゃないかと思うんですよ。
私はソフトとハードは別だと思っています。
正直なところ。
ただ、ソフトしかやっていない選手たちもフィル・テイラーや、PDCのトップ選手には憧れていると思うんですよ。
そうすると「夢はPDC」って話になるんじゃないかな?
でも、そうだったらその為の努力をしないと夢はかなわないと思うんです。
多くの選手に一度本場イギリスのダーツを体験して欲しいなあと思いました。
どれだけ高いレベルで凌ぎあっているかを。
ソフトダーツにかんして言えば、プロ化のおかげで世界No.1のアメリカにほとんど並んだんじゃないかと私も思っています。
いや、アメリカではソフトダーツは斜陽な噂も聞きますし、もう日本の方が本場と言えるかもしれない状況かもしれません。
その感覚が有るから、ハードダーツも地続きでその先にTOPが見えるように思ってしまうかもしれません。
でも、その先にはハードダーツのTOPは無いと思いました。
残念ながら。
本当にJSFDで日本代表を狙っている選手、
PDCチャレンジを勝ち抜いてPDCに出たいと思っている選手、
普段D-CROWNやPERFECTで頑張っていて夢の先にPDCが有る選手、
一度自費でイギリスでダーツの大会に出て欲しいと思いました。
それはPDCでもBDOでも構いません。
一度自分で体験してみればわかると思います。
その上で、自分の夢がかなう為にどうすればいいのかを考えて欲しいと思うんです。
それが日本のレベルアップにつながり、自分の夢が誰かの代でかなうんじゃないかと思うんです。
こんな事書くとソフトのプロの選手からは「勝手な事言って」と思われると思います。
でも、メダリストのラスベガス大会、ブルシューターのシカゴやその他の国での大会、
自費で行った事有りませんか?
いえ、現に今だって普通にCフライトやBフライトの方々が、
「アメリカでソフトダーツの世界大会に出る」って夢を実現する為に行っているじゃないですか。
こんな事書くと「イギリスにかぶれやがって」と思われてしまうんでしょうね。
まあ、そうなんですけどね。(フフフ)
でも、大会の華やかさも含めて、ダーツの国なんだなと思いました。
カルチャーショックを受けました。
そのショックを多くの人にも受けて欲しいなと思いました。
続きはレディース編で。
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